2007/12/30

キッチンの下



いつものようにキッチンシンク下の


点検口を確認


宙ぶらりんになった


コンセントBOXがあったので


将来対応のコンセントBOXだと思い、


「ちゃんと整線してホコリが溜まらないようにしておいて下さいね」


とお願いしてから次は食洗器の下を覗く


すると今度はどこにも差し込まれてないコンセントがだらしなく置かれていたわけで


う~んもしかして・・・


「このコンセントってさっきのに差し込むんじゃないの?」


施工者「え~と・・・ちょっと確認して後で回答いたします」




まあコンセントの未接続なら、「動かない!」で済むけれど、


排水管が接続されていないなんて事が前に一度あり、


これはこれは重大な問題だったわけで。



2007/12/29

第2回 マンション川柳 入選者発表!


第2回マンション川柳にたくさんの作品をご投稿いただきありがとうございました。

第1回に引き続き、今回も皆さんのストレートな感想や、今年の世相を斬った秀逸作品が集まりました。

今回は第1回以上の応募をいただき、発表に時間がかかってしまいましたが、栄えある第2回の特選、そして佳作に選ばれた作品をご紹介いたします。

≪特選≫
☆施工者が 横柄そんなの関係ねえ (神奈川県/パンプキンさん)
作品コメント:こちらの指摘にずっと無愛想な態度をとっていたので、頭にきてどうでもいい汚れまで言ってやりました。ちょっと大人げなかったでしょうか? ←いえいえ、その気持ちよ~く分かりますよ。

≪佳作≫
☆マンションも 賞味期限のラベル貼れ (東京都/白い恋人さん)

☆決議案 通す以前に案が無し (千葉県/なんちゃって理事長さん)
作品コメント:持ち回りで今年理事長になりましたが、総会はおろか理事会すらやってません。そもそも話し合う案件が出ないのです。ここまで自分たちのマンションに無関心なのかと、今までの自分の反省もしながら将来を憂慮しています。←”なんちゃって”を取っ払って、本気で理事長頑張ってみて下さい!。


惜しくも僅かの票差で入選されませんでしたが、紹介せずにはいられない面白い川柳が今回もたくさんあります。

皆さんの好みはいろいろですから、「こっちの方が面白い!」

という作品もあると思いますので、次回、紹介いたします。


引き続き、第3回がスタートしておりますので、

更なる逸品を是非是非!

マンション川柳の詳細はこちら



                    お待ちしております!

第1回入選作品

2007/12/28

パークシティ豊洲(タワー)


1,500戸となると

内覧会の進捗もかなりゆっくり

10月から同行がスタートして

年明け2月までご依頼が控えており





タワー棟の方も負けず劣らず豪華なロビー

毎日がホテル暮らしと錯覚するような空間となっており

僕にとってはバーチャルな空間ともいえるわけで


バーチャルな空間といえば

隣接のららぽーと内にある「キッザニア」

これまで「行ってみよう」というきっかけがなかったが、

せっかくなのでHPを見ると

休日はかなり先まで予約でいっぱい

平日の混み具合もかなりのものであり

気軽に「行ってみようか」と思いつきで参加できるところではないと思われた。



豊洲もれっきとしたベイエリアであり

整備された入江沿いに

このマンションは建ち

勝どき方向には

The Tokyo Towersが見える。

周辺には現在も

建設中の高層ビルがいくつもあり

ベイエリアはそろそろ

タワーマンションMAPが必要か・・・



2007/12/27

サンアリーナ検見川浜


「検見川」という地名は知ってても

どんな川だったっけ?

と、ふと頭の中で思い返してみる。

千葉へ向かう総武線に乗ったとき

小さい橋を渡るときのあの川かな?

という程度の認識であり

せっかくなので調べてみると

似たような名前で「花見川」というのがあり

この花見川が東京湾へ注ぐ下流部へ来ると、検見川に名前が変わるらしい

つまりどちらも同じ一本の川

どちらにしても「東京湾に注ぎ込む」というほど活発な流れの川ではなかったと思われ


ひとつのマンションでも様々なタイプに分けられているのが一般的であり

このマンションも例外ではないが、

結構びっくりするのがこのタイプ

玄関ドア前のこのスペースは

共用廊下ではなく

すべて玄関前ポーチ扱い

共用廊下との境界は

すべて手摺で仕切られており



専有使用感覚がとっても感じられる仕様となっているわけで


拝啓、N様

玄関石の補修はうまくいきましたか?

バルコニーからの眺望は

低層地域を抜けて見える海が透き通っていました。

幕張新都心の遥か彼方に富士が見えることもありそうですね。



2007/12/26

リーデンススクエア上戸田



約1ヵ月後

まだ記憶に新しい駅と道を辿り

これまた記憶に新しい建物を

100メートル先に見ながら

お客様の同行へと向かったわけで


隣りのイトーヨーカドーは前回昼飯を食べた場所

同じデベなので仕様はだいたい共通であると思われ


ご依頼者様がこちらを選んだ理由は

向こうは蕨市でこちらは戸田市だったから・・・とか

埼玉県人ではない僕にはその辺の微妙な違いがよく分からないが

物件選びのポイントには人それぞれのこだわりがあり

本人にとっては重要なポイントとなるわけで


拝啓、Y様

再内覧会のご報告ありがとうございました。

天井裏の是正方法の???ですが

影響ないと思いますがユニーク?な対応ですね。

念のため施工者の言質を取っておいて下さい。



2007/12/20

コロンブスシティ(マクハリタマゴ)



幕張の新しい900戸のマンション

いつもの海沿いではなく

東関東自動車道沿いであり

駅から歩くのは大変と思われ

物件HPには曖昧な表現で

「または徒歩20分」と記されている。


ただ、朝・夜と10分間隔で住民専用のリムジンバスがあるらしく

駅遠(駅近の反対)への対応は抜かりがない。

住民専用ってことは

乗り(降り)のときにお金を払わなくて済むし

途中の停留所もないということで

慣れればかえって便利なのかもしれない・・・



大規模ゆえ年末から年初にかけて行なわれる内覧会

外溝はまだこんな状態ですが

内覧会も終盤になったら

見違えた中庭を紹介できるものと思われ



拝啓、I様

その後何度もマクハリタマゴに同行していますが、

洗面室の鏡は同じ状態でした。

全部屋共通なのでしょうね。

話は変わりますが

タマゴの雑学とても勉強になりました。

マクハリタマゴだけに奥が深いですね(笑)



2007/12/18

藤和シティホームズ戸田


埼京線戸田駅から約15分

最寄駅は戸田でも蕨市にあり

1ヶ月遅れ竣工の





僅か70戸程のマンションでしたが

なぜか多くのご依頼をいただく事に

デベ・施工者の対応もよく

内覧会もスムーズに行なう事ができたわけで


拝啓、O様

お子様のお迎えは間に合いましたか?

僕の余計な喋りで長引いてしまいスイマセン。

今後の同行の教訓に致します。



2007/12/09

増上寺



寛永寺とくれば

もちろん増上寺

徳川が造った寛永寺と違い

遥か昔、室町時代の開山という

家康の関東移封に伴い

徳川の菩提寺に選ばれた


この辺のタワーマンションが増えたので

同行帰りにはやはりふらっと立ち寄ってしまうわけで

すっかり栄華の面影を失った寛永寺に比べ

こちらは巨費を費やし壮麗な新大殿を建立するなど

戦後の焼け跡から威厳を取り戻したように思われ


東京タワーとのコラボレーションも外国人に人気の理由でしょうか


こちらの徳川霊廟には

有名どころとして

2代 秀忠

14代 家茂

家茂正室 和宮・・・など




増上寺の霊廟も通常は一般公開されていないが

正月など年に何回かの公開時期があり

そのときは誰でも見に行けるらしい。

こちらはお気軽なシステムで嬉しい



2007/12/05

寛永寺



100件目の節目のブログ

ということで

内覧会とは無関係のコメントを二つ

今回はその一つめ

同行帰りにこういう場所を

訪れるのも結構悪くないものであり



ずいぶんひっそりとした佇まいのこの寺が

かつて30万坪という広大な敷地を誇った徳川家の菩提寺とは・・・

30万坪・・単純に計算すると約1km四方になる

そんな壮大な栄華を極めたような面影はほとんど見られないわけで


幕末の上野戦争で彰義隊が打ちのめされたとき

幕府の象徴である寛永寺を

新政府軍がこれでもかと焼き払ったとか

安土城を焼き払った信長の息子に匹敵する愚行であり

歴史のむごさをあらわしているわけで



寛永寺の徳川家霊廟には

有名どころとして

犬公方 綱吉

暴れん坊 吉宗

子だくさん 家斉・・・など


霊廟は一般公開されていないが

台東区の抽選で

年に1回当選者だけ拝む事ができる

来年は応募してみようかな



2007/12/04

クロスウィル多摩センター


マンションギャラリーの向こうに見える

おとぎ話に出てきそうなマンション

ではありません。

多摩センター駅に隣接する

サンリオピュ-ロランド

その更に向こうに完成したマンションは


駅からも5分程度と便利であり

多摩センターの賑わいも

また大きくなると思われる。





平日だったせいか

久しぶりに見たピュ-ロランドはどこかひっそりとしており

外見からではあるが

15年ほど前、サンリオショップ経営の社長さんから

プレミアチケットとしてもらった入場券を大事にかかえ

入場制限の中遊びにいった頃の面影は見られなかった。

実際、休日などはまだ賑わっているのか気になるところであり


拝啓Y様

当日は時間ギリギリまでお付き合いいただきました。

後のご予定には間に合いましたか?

内覧会では壁下地の不具合が少し目立ちましたね。

再内覧会でも気になるようでしたらいつでもご連絡下さいませ。



2007/11/29

東京フロンティアシティパーク&パークス


11月にもなると

午後3時を過ぎれば

おてんと様は日没の準備をし始める

隅田川のほとりで

西日に照らされる600戸の建物は

その名の通り

都心との境として開拓されたマンション

川沿いの広々としたサイクリングロードやジョギングコース

京成関谷、東武牛田、JR南千住と交通利便にも長けており

ベットタウンとしてはかなりの好環境と思われる。


隅田川と言っても

浅草以北のこの辺は水上バスの定期便も通らず

どこかひっそりとしており

ほんの僅か離れただけで

これだけ都会の喧騒から開放されるもんなんだなあ

と、いつの間にか川沿いで癒されていたわけで


拝啓、S様

オプションの真空ガラスはちゃんと施工されていましたか?

翌日同行したお部屋では注文通り出来ていました。

1年前に同行した隣りのアーバンフォートの人から

お得な生活情報が入ったらご報告します。



2007/11/28

レイディアントシティ横浜 カルティエ


トンネルを抜けるとそこは南国だった

2004年初頭から始まり

2006年のカルティエ8に至るまで

2年に及ぶ内覧会の末に完成した街

南国の楽園をイメージしたかのような

ひとつの街がそこにはあり

歩くにはかなり遠い金沢文庫駅までは

専用バスが街の中を巡回するわけで


2年にも渡れば、ココだけで内覧会同行ご依頼は3桁に達しており

それぞれの棟で思い出されるエピソードがあるわけで


棟によって担当ゼネコンが分かれているが

仕様・設備は共通しており

エントランスの認証カメラを見つめ

カメラが本人かどうかを認識しオートロックが開く「虹彩認証システム」は

なかなか面白い目玉のセキュリティーシステムで

その後のレイディアントシティシリーズの定番となっている。

また、リビングの開放式折れ戸サッシはの仕様は


オープンエアリビングバルコニーの発想へとつながる


拝啓、T様

ポーチ前の植栽は枯れずに手入れできていますか?

それから、八景島の花火はちゃんと見えますか?

拝啓、U様

初期の内覧会という事もあったのか

バルコニーが全く未施工だったのには驚きましたが

最終的に素晴らしい仕上がりとなって良かったです。

同行のたびに食べる下の店のスパゲティはなかなかの味です。

これだけ何度も訪れると近況が気になるもんですね。

またいつでもご連絡下さい。



2007/11/22

ファインストーリア


野村不動産といえば

今では「プラウド」というブランドが定着したが

まだ定着前の20003年

京王線若葉台に誕生したこのマンション

先日多摩センターまで同行した帰り

若葉台駅を通過する電車の窓から

懐かしさを憶えつつ撮ったわけで

高層棟、低層棟織り交ぜた数棟からなっている大規模コミュニティは

小高い造成地に建つせいか

隣り駅からも見えるのでは?というくらいであり

少なくともこの街では一番目立っていると思われ


拝啓、M様

マンション奥の一戸建て開発地ももう完成したでしょうね。

この頃は南大沢・多摩境など、京王線沿線の新築ラッシュでした。

まだまだ敷地的にはマンションは建てられそうですが、

駅前などの街開発がもっと進んでからという感じですね。



2007/11/20

クレストフォルム浦安ウィングステージ



旧江戸川は元々江戸川の本流であり

江戸川区瑞江付近で新中川と合流する。

河口ではディスニーランドが出迎え

東京湾へとそそがれていく。

昔の浦安漁港の雰囲気を残す

その旧江戸川沿いに

2003年11月に建ったこのマンション

最寄り駅は名前通り浦安駅だが

建設地は浦安を越え市川市となる。

駅からはかなり歩くが

独特の落ち着いた雰囲気を醸し出している。


拝啓、T様

その節はいろいろとご相談にのって頂きありがとうございました。

人生の先輩として、駈け出しの僕にいろいろとアドバイスを頂きました。

おかげさまで何とか頑張ってやっています。

マンションの問題がありましたら、逆にいつでもご相談下さい。



2007/11/19

The Tokyo Towers(外伝2)



SEAタワー、MIDタワーと続いた

巨大ツインタワーの内覧会も

終盤に連れ最上階に近づいてくる

空気が澄んだ午前の内覧会は

霊峰が見事に浮かび上がっており

毎度の事ながら

毎日拝めるご依頼者様を羨ましく思うわけで


東京タワーの大展望台よりも高いところからの景色は

その東京タワーの他にも




六本木ヒルズ

レインボーブリッジ

浜離宮など

江戸-昭和-平成と時代の象徴を

眼下に納めることができる。




いわゆる東京の絶景フルコース

といったところであり

それでいて、おなかいっぱいになることもないと思われ


1粒で2度美味しいではないが


ご依頼者様はこの景色の夜景版を堪能することができる。

こればっかりはどのタワーに同行しても

ここで紹介することは叶わないわけで



2007/11/16

ザ・フォレストレジデンス


ながれやまおおたかのもり

TX沿線の駅名は長い

でも、結構すんなり覚えられる

駅名の長さはさておき

この駅前の繁栄ぶりは急ピッチで

ニュータウンとして

これからどんどんマンションが建てられると思われ


駅前広場を抜けるとすぐに到着するこのマンションは

来春3月完成の棟と合わせると500戸を超える大型物件

今後の更なる発展を見越したプロジェクトと思われる。


大規模物件ゆえの多様な家族構成を考えてか?

奥に隠れた、少し趣の違う棟は老人ホームとのこと

こういうニーズもマンション購入に入り始めているわけで


拝啓、S様

共用部の充実した、大型マンションらしい物件でした。

来春にはすべての棟が完成します。

休日は駅前のショッピングモールも相当な混雑になりそうですね。

今後の発展が楽しみなニュータウンです。



2007/11/15

グランドメゾン杉並シーズン


西武新宿線井荻駅から10分

歴史がありそうな教会の向こうに

700世帯の大型マンション

複数の棟で構成され

囲まれた中庭の雰囲気は

子育て世代、団塊世代、老後・・・

全ての人に受け入れられる環境の良さを創り出しており

都心から離れた武蔵野の地でも

これだけの大世帯が共存できるマンションに仕上げられていると思われた。


マンションはあまりやらないデベだが

戸建で培った植栽のセンスなどは

エントランスから各棟へ渡る外廊下に沿う緑に発揮され、

「さすが」と言わざるを得ないわけで。

居室の仕上がりも高レベルで

閑静な街に質の高いマンションが完成したと思われる。


拝啓、A様

長年住まわれた一戸建てからのお引越しですが、

ここでしたら落ち着いた環境でゆっくりと過ごせますね。

同世代の方もたくさんいらっしゃるようですので、

サークル活動なども活発に行われそうですよ。

趣味・嗜好を極めたマンションライフを楽しんでください。



2007/11/12

畳の下


畳の下の施工仕様は様々で

二重床と直床でも異なっており

二重床の場合は洋室と同じように

パーティクルボードという

おが屑を圧縮させた板が

床スラブの上に束で支えられており

その上に畳がのっている場合がほとんど



直床の場合はコンクリートスラブと畳の間にいろいろな物が挟まれている。

ほとんどのケースが防湿シート

また、防虫・防湿を兼ねたペーパー

写真のネダフォームは原料にホルムアルデヒドを使用していないなど

それぞれ生活環境を配慮した仕様で採用されている。




2007/11/09

キッチン収納扉


L字型のキッチンの場合

角部分の扉内はスペース取りが難しい

物は一度入れても出すのが大変であり、デッドスペースになりやすい

それを解消する商品がいろいろと開発されてきたわけで


その中でもこの収納はすばらしく

扉が折りたたまれ、

中のトレイと一緒に回転する

これなら出し入れも楽々

奥様も大喜びと思われ

2007/11/07

パークシティ豊洲


開発が著しい豊洲

3年ほど前から

寒い時期になると大型マンションが完成し

何度となく内覧会に同行するわけで

今年は極めつけともいえる

2000戸クラスの物件が登場

これから来年にかけてじっくりと内覧会が行われると思われ

先陣を切ったのは左側のB棟
 


超高層でもタワー形式ではなく、

中廊下式のホテル感覚の共用部

「少しやり過ぎでは?」

と思うほど豪華な1階のラウンジ





実際、部屋の仕上がりを見ても相当厳しい監理体制であった事が窺え

諸々ひっくるめて、高い物件価格も致し方ないのではと思われた。


隣りにはららぽーとが賑わいを見せ、

話題となったキッザニアも覗いてみようかと思ったが、

それは次回にする事とした。


拝啓、G様

年末から来年にかけて、タワー棟にも何度となく同行することになりそうです。

夏の花火が今から楽しみですね。



2007/11/06

サウスアリーナ鎌倉大船


JR大船駅から湘南モノレールへ

徒歩でも行けるが話の種に乗ってみることに

Suica不可が残念だが気を取り直してホームへ

宙吊りにされるので若干不安を感じるが

一つ目の駅ですぐに下車

ホームから階段を下りると、なぜかそのまま外へ

せっかく買った切符は記念に持ってろという事かと思われた。

今は通ることのない引込み線の踏切を渡ると

9階建てのシックなマンションが現れてくる。

デベの厳しい監理のおかげか

仕上がりは上々

ただ、キッチン吊戸棚、洗面化粧台扉が自主的に回収交換となっていた理由がイマイチよく解らず、

施工者に聞いても意味不明の回答であり


後で所長さんに聞いたら全く違う理由だった訳で

それに、交換した挙句最初よりキズなどひどくなっていたとか。


拝啓、K様

施工者の対応がハッキリしない場合は直接デベロッパーに言って下さい。

厳しいデベですので、素早い対応をしてくれると思います。



2007/11/05

パークタワー横浜ステーションプレミア


横浜中央郵便局ポスト前で待ち合せ

ご依頼者様と喋りながら徒歩2分

にわかに36階建てのタワーに到着

6階までがオフィスビル

7階から上が住居棟となっており。



特徴的なのは、オフィスビルの6階までは制震構造となっており

7階以上は、6階と7階の間に免震ゴムを装置した免震構造となっているところ

免震と制震がセットになっためずらしいマンションな訳で


同行した部屋は角部屋で、

角の利点を有効に活かしたリビングのビューカウンターはまさにパノラマ

ほんのり雪化粧した富士がくっきりと浮かび上がっていました。





拝啓、S様

ご入居に向けてバーカウンターは完成されましたか?

横浜の夜景を見ながら・・・

そんなホテルの最上階のような空間がご自宅とは・・・

今から2008年が待ち遠しいですね。




2007/10/29

サーパスつくば研究学園


つくばエクスプレス(TX)

研究学園駅の目の前

そう、駅前というより目の前

TX沿線などの場合

今後もこういう物件が普通になると思われ


駅内、駅前共にまだ売店も無く、

遠くを見渡してもコンビニさえ無い状態

まだまだこれからの開発途上の地に、

まず先に住民を確保しておこうという感じであり


物件はかなり工期に余裕を持って仕上げたと見られ

専有部に関しては非常に丁寧な印象を持ったわけで


超高層タワーマンションで主に採用される給排気同時式レンジフードは

電車の音を嫌って壁の給気口を閉じてしまっても

極端な負圧状態を抑えてくれる。


共用廊下から見える独立峰は、

東に太平洋、西に富士山、南に霞ヶ浦、北には日光・那須の眺望を

遮るものなく堪能することができる筑波山であり

東国の山岳信仰の聖地でもある。


拝啓、S様

先週も同行に行ってまいりました。

気にされていた玄関ドア内側のミラーは

やはり歪んで見える部屋とちゃんと見える部屋がありました。


当日は筑波山がよく見えましたが、


今回は季節外れの台風接近でそれどころではありませんでした。

ご実家から見える筑波山の方が好きとおっしゃっていましたが、

楽しみな新居からのこの筑波山もすぐに好きになりますよ。



2007/10/25

レクセルプラザ守谷


つくばエクスプレス 守谷駅

駅から2分足らず

いわゆる駅前物件に属するわけで

改札を出るともう一つの守谷駅を発見

関東鉄道常総線というらしい



旧常陸国と旧下総国にまたがることに由来するらしく

取手から茨城県の北部まで縦断するとか

内覧会で各地を訪れたつもりでも

まだまだ知らない路線はたくさんあると思われ


話をレクセルプラザ守谷に戻すと

施工の丁寧さが滲み出た好印象のマンション

事業主のこだわりが各所に見られ、一本すじの通った感じが出ていたわけで

前回紹介したロータリー式の戸当たり全部屋に標準で付いていたり

写真では分かりづらいかもしれないが、

コンセント位置を高くして、照明スイッチ位置を低くしている。

家族全員の使い勝手を考慮した嬉しい仕様と言える。






拝啓、S様

内覧会では途中から飛び入り参加させていただきました。

が・・・、僕が出る幕はほとんどない仕上がりでしたね。

オメデタの奥様は大事をとってご欠席でしたが、

元気な赤ちゃんが誕生する事を願っています。



2007/10/24

戸当たり



部屋には当然ドアがあり

ドアには普通戸当たりが付いています。

戸当たりはドアを開けた状態のまま固定でき、

強風に煽られてドアが強く閉まるのを防ぎます。

固定方法は

1.金具を引っ掛けるフック式

2.ドア上部に取り付けるアームストッパー式

3.ドアを開けると床から磁石が出てくるマグネット式

などなどいろいろで、それぞれにメリット・デメリットがあります。

「1」はドアの固定度としては一番確実という安心感

しかし、フック支柱が床から突き出ていて邪魔、

何より金具を引っ掛けるには屈む必要があり、

間取りによってはかなりきつい体制を強いられる場合があります。

その点「2」「3」は屈む必要が無く、床から余計な突起物も出ない。

但し、「2」は毎日カチャカチャすることで、アームストッパーの経年劣化が起こり、

「3」についてもマグネットの磁力が弱くなってくることで、確実なドアの固定に不安が残る。

それらを総合的に考えると、現時点で考え得る理想的な戸当たりは

写真のロータリー式だと思われ

これはドアを凹部に押し込むだけで引っ掛かり固定OK

外すときはもう一度押し込むと凹部が回転してフックが外れる構造

床からの突起はほとんど無く、体を屈めて固定させる必要もない。

また、経年劣化の度合いもマグネットやアームストッパーに比べて少ないと思われる。

こういう人にやさしい建具がもっと普及してくれると嬉しい。



2007/10/16

シティーズフォート


2005年10月竣工


ほぼ同時期の内覧会でした。

奥の棟は19階建てで

ファーストウィングと同じ

京葉線高架側のため

サッシュは遮音性を高めた仕様になっており


それにしても

この街の空間は他とは違い

パンフレットの絵に描かれた世界がそのまま現実になったように思われる。

近隣の小学校には柵がなく、誰でも校庭を素通りできる

セキュリティ上どうなのかな?とも思うが、

街の雰囲気がそれも含めて肯定している。


次々と完成した新しいマンションに入居する人に

数十メートル先から引っ越す人が多くいるのも

この街の精神的な「豊かさ」そして「住みやすさ」が原因であると思われ


拝啓、S様

内覧会ではひょんなことから、二人体制で同行させていただくことになりましたが、

S様の指摘もするどく、僕たち二人感心したことを覚えています。

早いものでもう2年になりますが、2年点検の時期だと思います。

売主の定期点検もこれが最後です。

このあとの補修費用は基本的にS様負担ですので、

2年点検では気合を入れて、例のするどい指摘を行ってください。



2007/10/15

パークシティグランデ新浦安


2007年同行の最初の内覧会

守衛付き?のゲートは

セキュリティの高さを表しており

新浦安を席巻する三井のマンションで

一番新しい自信作と思われる。


ここ1年くらいよく採用している

玄関前での呼び出しでもカメラに映るインターホンの標準装備

それから、ひも付き栓があるバルコニーのスロップシンク(SK)

どちらもありそうであまり無く

痒いところに手が届く仕様になっていたわけで。


床と壁が厚いのも周辺物件同様の特徴であり

同行した部屋の床厚は290ミリ(標準の約1.5倍)のアンボンドスラブ

壁も280ミリと標準の1.5倍近くあり

少々騒いでも文句は出ないのでは?と思われた。


拝啓、K様

早いもので今年ももうあと3ヶ月足らずですね。

昨年末、ご依頼のためにメールでも電話でもなく

突然事務所にお越しになられたあの時が、つい最近の事のように思えます。

ネットの世界は顔が見えませんので、

顔を見て安心する気持ちは痛いほど分かります。

僕もアナログ人間ですので、ネットオークションすら未経験に近いです。

安心してご依頼いただき、内覧会に同行して更に安心してもらった事が何よりでした。




2007/10/13

The Tokyo Towers(外伝)


10月2日のキャピタルマークタワー(外伝)

眺望の中に聳えるThe Tokyo Towersをご覧いただいたが、

今回は反対にThe Tokyo Towersから望める

キャピタルマークタワー

そして芝浦アイランドの眺望となる。

桟橋に近づく船の情景も拝め

より、「ベイエリア」という印象が強くなっており。

視線を左にずらすと

レインボウブリッジの全貌が納まり

雄大な事、この上ないわけで

言うまでもなく

レインボウブリッジはお台場へつながる。




台場は、ペリー来航をきっかけに、外敵に備え砲台をたくさん造ったところだが

外国のように、当時の家一件分くらいの大きな石を積み上げた砲台と比べ

明らかに貧弱な日本の砲台は気休めに過ぎず

射程距離も外国軍艦の大砲の半分にも満たなかったと言われる。

こっちの弾が手前の海にポチャポチャと落ちたあと

相手の大砲に一発で命中されるなんて光景が目に浮かぶわけであり


150年経った現在

弾の射程距離が縮まったかどうかは知らないが

普請技術では日本が勝っていると思われる。



2007/10/11

ビーサイト


埼玉高速鉄道

川口元郷駅を地上に出るとすぐ

14階の建物が

コの字状に3棟建っており。

今年の2月に一斉内覧会があった物件

とはいえ、9月にも内覧会同行のご依頼があり

特に売り急がない最近の風潮は

良い物件はいつでも売れるという自信ともとれ

事業主の余裕の表れであると思われ

事業主の自信を裏付けるように、

当日は内覧会に来た人購入検討で来た人

そして既に入居済みの住民の方が、共用廊下を行き交っていたわけで

エントランスを抜けると拝める中庭は見事で

その他、共用施設の充実ぶりも素晴らしい。



完成済み物件での内覧会の場合

たまに施工者が立ち会わないケースがある。

買った時期は違っても

高い買い物をしたお客様に変わりはないのだから

販売サイドの事情があるとはいえ

ちゃんと施工者が立会い

不具合の指摘、要望は直接聞くのがスジだと思われ

良い物件であればあるほど

対応面では最後まで手を抜かないでほしいものであり。



2007/10/09

レーベンリヴァーレクロス東京


京成 千住大橋駅から3分ほど


バルコニーからは駅が見下ろせ

駅までの歩道も広く

ストレスの少ない道程が嬉しい

前の大通り(R4)は交通量が多く

ある程度の騒音はしょうがないと思われたが、

サッシュの遮音等級は

T-3と高い仕様となっており

室内ではほとんど気にならないレベルになっていたわけで

サッシュの等級はT-1~T4まで

T-3は、35等級とも表現され、35デシベル相当音を減らすのが目安

外の音が80dbであれば、80-35で、室内では45dbになるということであり、

室内を50db以下に抑えるのが一般的な仕様となる。


話は変わって

千住大橋といえば・・・

隅田川最初の橋として有名

最初に架橋されたのは、徳川家康が江戸に入府して間もない文禄3年(1594年)

というからその歴史は相当なものと思われ

といいながら、そんなこと意識して渡った記憶は無いのだけれど・・・



2007/10/05

サウンド?orノイズ?


おととい3日と今日5日、立て続けに発表された騒音トラブルに関するニュースに注目した。

一つは
公園の噴水で遊ぶ子供の声がうるさいとして、近くに住む女性が騒音差し止めの仮処分を申し立て、裁判所が噴水を使用してはならないとする決定を出したニュース


二つ目は
マンションの上の階に住む幼児の騒ぐ音がうるさく、精神的苦痛を受けたとして、
都内の男性が、幼児の父親に240万円の損害賠償を求めた訴訟判決のニュース


どちらも騒音の発信源が「子供」というのが共通点であり
なんとも難しい問題で。


うるさいのが子供であり、あまり静かな子供というのもかえって心配になるわけで


そんなときいつも言われるのが「モラル」とか「親のしつけ」なんてことで


実際、マンションでの騒音裁判では「子供を叱るのは親の義務」と、 裁判長は、慰謝料など36万円の支払いを命じた。


噴水の一件では、都の騒音条例の規制値をオーバーしていた事が理由で、
子供たちの貴重な遊び場の目玉施設(噴水)の可動がストップされた。


子供が外で遊ばなくなったと言われる中、昔と変わらない子供たちの元気な声は、
捉え方によっては風流ともとれ、失いたくない街の活気とサウンドでもあるわけで


ただ、十人十色の生活状況を伴う現代では、サウンドがノイズとして捉えられ、
都としてもやりきれない結末だったのではないかと思われた。


マンションでの上下の騒音問題については、「親のしつけ」よりもっと大切なものがあるわけで


それは上下での近所付き合い


当たり前だとも思えるが、お隣だけではなく上下とも仲の良い人は果たしてどれだけいるか


ポイントは「知り合い」ではなく、「仲が良いか」であり


まあ、少なくとも知り合いでさえあれば、訴訟に至るケースは少ないと考えれば、
知り合いになっている事だけでも大きなアドバンテージであると言える。


でもそれだけでは、毎日の積み重ねの結果、サウンドがノイズへと変わる可能性が高いと思われ


僕が内覧会で遮音性の説明をするときはいつも最後にこう付け加える。


「引っ越したらまず上下のお宅と交友を深めるのはノルマだと思ってやって下さい。『昨日はやかましかったなあ』と気軽に言える、そして言ってもらえる関係が作れれば最高ですね」


「親のしつけ」はモラルだが、親が「しつけ」に縛られて子供を必要以上に縛り付けてしまうのも、なるべくならやりたくないものであり


「心地よいサウンド」というのは無理な話だが、やかましくてもそれがいつも可愛がっている上階の子供の足音であれば、少なくともノイズにはならないと思われ


サウンドがノイズに変わらない関係づくりが、快適なマンションライフの第一歩だと思われる。



10/5公園の噴水遊びを騒音認定

10/3上階に住む幼児の足音は騒音



2007/10/03

ウェリスガーデン浦和岸町


JR浦和駅から徒歩約10分

閑静な場所に佇むように完成した

40世帯のシックなマンション

各所に事業主のセンスが感じられ

内覧会での対応も素晴らしかったわけで


設備面では、上階からの流水管(竪管)が通るパイプスペース(PS)の遮音対策が充実しており

・竪管を遮音シート巻き

・PS壁内のグラスウール施工

・PS壁ボードの2重貼り(9.5mm+9.5mm)

と、通常行う遮音対策としてはMAXの仕様となっていたわけで

また、1階の排水は上階からの竪管に合流させず、独立した配管経路を確保させていたのも特筆すべき点であると思われた。


駅から物件までの途中で公園を通るのだけど


公園に入った瞬間、普通とは違う何かを感じる

園内の威容に太い木、何ともいえない辺りのパワー

聞けば、奥に1800年前から現存する神社があるとのこと

どおりで・・・

と、普通に納得した直後

せっ、せんはっぴゃくねん?!

1800年前って・・・何年前?

おそらく、1000年前より更に800年くらい前だと思われ

時代でいえば、「古墳時代とか弥生時代ですかね」と宮司さん

調(つき)神社というこの神社は、御神体がウサギという珍しい神社で、


つきの宮さまと呼ばれて地元では広く親しまれているらしく


その証拠に、続々と年配の方が参拝に来るあとから

高校生のカップルまで、けな気にお賽銭を投げ

仲むつまじく並んで手を合わせていたわけで


拝啓、K様

これから毎日、こんなパワースポットを通るのですね。

僕も歴史探訪は好きですが、江戸時代だの戦国時代だのといって感慨に耽っているようじゃ

まだまだ青い青い!ってなもんですね。

なんか普通に生活しているだけで、徳が積まれるような気がしてしまいます。




2007/10/02

キャピタルマークタワー(外伝)


タワーマンションの場合

部屋の位置、そして高さによって

全く違う眺望を得ることになり

当然それも価格に反映されてくるわけで


東京タワーを正面に見る角度は北側となるため

中層階までは駐車場となっていて基本的に住居プランはなく

高層階からやっと正面に拝めるプランが発生する。

毎晩、ライトアップされた東京タワーを眺めながらビューバスで一日の疲れを癒す。

そんな癒しこそ本当の贅沢なのだと思われる。


角度を変えると、前回紹介のThe Tokyo Towersが湾の向こうに聳え立っており



存在感はどちらも甲乙付けがたいわけで


それにしても・・・

開国僅か150年でこれだけの街となった江戸-東京



日本人の優秀さは半端じゃない・・・とあらためて感心するわけで




2007/10/01

The Tokyo Towers Seaタワー


SEA TOWER(シータワー)とMID TOWER(ミッドタワー)

58階建ての2棟からなる都内最高階層のツインタワー

「60階!?」と、

度肝を抜かれたサンシャイン60完成から約30年

1フロアの階高が違うので高さ(最高部)は違うものの

人の住処として、ほぼ同じ階数の建物が売れる時代になっており


最初の同行は写真右のシータワー

1Fのエントランスからロビーへはエレベーターで3Fへ

このエレベーターホールからして高級ホテルそのもの


3Fで降りるとまさに”豪華” ”絢爛”という形容詞が当てはまるロビー

奥にはこれまたホテルラウンジの喫茶室を思わせる空間


よく旅行の目的は、非日常を味わうことで日常での悩み事を忘れる・・・なんて言うが

ここに住む人たちは、旅行先のどんな高級ホテルに泊まっても

少なくともチェックインの段階では非日常を味わうことはできないと思われ・・・


はい、スミマセン 何てことはない住めない人間の僻みです。


拝啓、N様

当日は真っ暗になるまで皆さんお疲れさまでした。

それから部屋に商売道具を置き忘れてしまいご迷惑をおかけしました。

慌てて戻ったときには既に持ってきていただいており、大変助かりました。

バルコニーから望めるレインボーブリッジの眺望は

今後も遮られることがなさそうでいいですね。