部屋には当然ドアがあり
ドアには普通戸当たりが付いています。
戸当たりはドアを開けた状態のまま固定でき、
強風に煽られてドアが強く閉まるのを防ぎます。
固定方法は
1.金具を引っ掛けるフック式
2.ドア上部に取り付けるアームストッパー式
3.ドアを開けると床から磁石が出てくるマグネット式
などなどいろいろで、それぞれにメリット・デメリットがあります。
「1」はドアの固定度としては一番確実という安心感
しかし、フック支柱が床から突き出ていて邪魔、
何より金具を引っ掛けるには屈む必要があり、
間取りによってはかなりきつい体制を強いられる場合があります。
その点「2」「3」は屈む必要が無く、床から余計な突起物も出ない。
但し、「2」は毎日カチャカチャすることで、アームストッパーの経年劣化が起こり、
「3」についてもマグネットの磁力が弱くなってくることで、確実なドアの固定に不安が残る。
それらを総合的に考えると、現時点で考え得る理想的な戸当たりは
写真のロータリー式だと思われ
これはドアを凹部に押し込むだけで引っ掛かり固定OK
外すときはもう一度押し込むと凹部が回転してフックが外れる構造
床からの突起はほとんど無く、体を屈めて固定させる必要もない。
また、経年劣化の度合いもマグネットやアームストッパーに比べて少ないと思われる。
こういう人にやさしい建具がもっと普及してくれると嬉しい。
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