夕闇迫る隅田川のほとりです。
もう少し経つと新大橋の灯りと屋形船の灯りで、川もライトアップされるようにキラキラしてくるわけで
そんな光景を夏場はバルコニーで、毎日ゆったり眺めながらビールでも飲めそうなマンションです。
内覧会は2005年2月の寒い日でした。
建物は60mを超える超高層ですが、いわゆる一般的なタワー型ではなく、通常の片側廊下型になっています。
一般的なタワー型と違い、隣戸壁は耐震壁(地震のときに頑張ってくれる壁)になっており
更に制震ダンパーで構造躯体をガードしていました。
免震というのがありますが、免震は建物と基礎との間に免震ゴムなどを入れて、揺れを最小限にしようというのが主目的であり、
制震は揺れによって柱や梁(つまり躯体)が壊れないよう強化するのが主目的です。
拝啓、M様
見下ろす隅田川の景色と、隅田川越しに広がる都心のビル郡、東京タワー
そして遥か彼方には霊峰富士・・・なんて景色を堪能されているのでしょうか。
昔、北斎の絵には、日本橋・江戸城・富士山がセットになって描かれたものが多いですが・・・
江戸城天守閣は無くなり、日本橋は高速道路で隠れてしまった現代に北斎が描くとしたら、
隅田川・東京タワー・富士山の3点セットになるのかもしれませんね。
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