写真は部屋内にある給気口パネルです。
ちょっと見にくいかもしれませんが、給気口の右側がすぐに壁になっており
この状況で毎日汚れた空気を取り込んでいると、だんだんと右側の壁が汚れて黒ずんでくると思われ
だからと言って今さら穴の位置をずらす訳にはいかないので、どうしようもないのですが
あるデベロッパーは、このような場合の措置として、給気口と右側の壁の間にプラスチック製の白いパネルを挟み込んで、クロスの汚れ防止にしていました。
ただ、なんとも違和感があり、せっかくのリビングなのになんだか目障りに感じる人もいるでしょう。
なんとか対応しようという誠意は素晴らしいと思います。
ただ、「汚れは自分でケアするから、そんな格好悪いの付けないでほしい」という人もいるかもしれないので、例えば、面倒でも希望者には付けるという選択性にするというのもアリでは・・
設計には、さまざまな事情でどこかに「ムリ」や「しわ寄せ」が来るものです。
それを補う為にいろいろな対応をするのですが、その対応次第で購入者の不信を買う事にもなれば、逆に信頼を勝ち得る場合もあります。
そういう細かい配慮を、僕たちが購入者に通訳してあげる事もひとつの使命だと思います。
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