タイムズアリーナの内覧会も、このブライトタワーが最後になると思われ。
棟によって手が違うところもあるため、仕上がり状況には若干のバラつきもあり、また、階数によって職人の慣れ具合も異なるので、これ位の規模の物件となると、すべての部屋が上々の仕上がりとは行かないわけで。
長谷工の施工物件の場合、内覧会では部屋まで施工者が立ち会わず、購入者に自分でチェックシートへ不具合箇所を記入させ、確認会場で待っている施工者にチェック内容を見せる方式をとるケースがほとんどです。
部屋の各所の呼び名も分からない事が多い人たちに、『勝手に書いて来い』と言うのは、あまりにも思慮が浅く、顧客満足とは程遠いやり方であると思われ。
キズや汚れを見つけても、どこに付いたものか、壁、床、天井くらいなら誰でも記入できるでしょう。
これが、巾木、見切り板、上がり框など、知っている人なら普通に分かる言葉でも、知らない人は結構いるものです。
そういう人に巾木のキズを、”壁と床の間の白い部分のキズ”とでも書かせるのでしょうか?
結局すべて施工者が聞き直し、そして書き直し、二度手間となるのです。
いいかげんこのやり方はもう考え直してもらいたいものです。
そのため、長谷工さん施工マンションの内覧会では、僕は必ずある程度時間が経ったら、一人部屋まで来てもらうようにしており、いろいろ質問をしながらチェックシートへの記入もお願いしています。
今回の内覧会を通して、いつも部屋まで来てくれた長谷工のHさんは、とても人当たりがよく、購入者の指摘にはもちろん、僕の指摘に対しても誠意ある対応をしてくれました。
また、現場を知り尽くしており、何を聞いても詳しく説明され、それでいて一本筋が通っているようで感心しました。
今度、他の会社の物件で同行業務をお願いしようかと思ったくらいであり。
拝啓、Hさん
今度どこかの内覧会で会うことがあったら、これも何かの縁かもしれません。
そのときは、折り入ってお話申し上げたい義がござります。
0 件のコメント:
コメントを投稿