2007/08/09

反対運動


マンション建設において、周辺住民の反対運動がまったく無い・・という現場の方が珍しいかもしれません。

程度の違いこそあれ、何かしらの反対はどこにでもあるわけで

事業主や施工者は、近隣住民との粘り強い話し合いを経て、妥協案や交換条件を織り交ぜながらも、工期を遅らせないように建築を進めていきます。

ただ、中には腰の座った反対住民もおり

反対の旗は現場周辺だけでなく、最寄り駅に至るまでの道沿いを占拠しているようなケースもあります。

このようなケースでは、旗だけではなく、実際に反対運動の代表者の人たちが、建設現場へ入るトラックに違法性がないかなど、チェック体制を強化するような場合もあり

昔ながらの穏やかな土地に、いきなり日照を遮らんとする建物が建つとどうなるか

日照問題はもちろんですが、なによりその地域における景観問題の方が大切だと思われ

覚めた目で見れば、マンション住民による売り上げが見込める周りの商店街などは、結果的に損ではないのでは?

なんて考えないこともないですが・・・

その土地の歴史、その土地ならではの雰囲気・・・

そういう物質的なこと意外での譲れないものについては、やっぱり守っていってもらいたい

と、個人的には勝手に思っており・・・

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